■ 20センチ級カマスも狙い目
8月23日の朝、エイト2店長の藤本氏から携帯に「今日空いていますか?去年はケンサキイカが釣れていたので、今晩行きませんか?」とのお誘い。
場所は淡路島、アオリイカの新子の情報があちこちから入ってきているので、状況も見たかったので、ふたつ返事でOK。
午後9時過ぎに迎えにきて頂き、淡路・道の駅に到着は午後10時。ベランダには誰もいない。潮は右に流れている。
まず一時間強、エギをキャストしたが反応ない。
流れが強いのであきらめて、岩屋の漁港内を見に行くと明かりの外側がベイトでダンゴになっていて、時折雨が降っているようにザーザーと何かに驚かされて跳び回っていた。明かりの下では小アジがピチャピチャと水面を割っている。
まずエギをキャストする。メバルロッドを使っているので、エギは2.5号を使ったためか、アオリの胴長5センチぐらいが見えただけなのでやめて次を考える。
20センチ強のカマスが回っていると聞いていたので、ジグヘッドにグラスミノーSをセットして、ベイトに向かってキャストするが反応なし。上でも下でもやはり反応はない。
明かりの下を通してみると、プルプルと18センチのアジがヒット。唐揚げ、南蛮漬けにベストサイズなのでキープする。数回通してもコンとアタるだけなので、リグをチェンジしスプリットにかえる。ワームはバケII7号グローカラーを使う。
藤本氏もメバルとアジには目がない。ショートスプリットでジャコマロをセットしている。
■岩屋でアジ好食い 釣り友は入れ食い
群れで回ってくるのか2〜3匹釣るとアタリが止まり、しばらくしてふたたびポツポツ。最初は上引き、中層引き、カーブフォールで着底させスローリトリーブと試すが、これといったメソッドが見つからない。
しばらくして私は全く釣れなくなり藤本氏は入れ食い。差はつく一方なので、追いつくためには何か対策を考える。ハリをかえ、ワームサイズを1ランク落とし、シンカーを重くしたり軽くしたりするがアタらない。
シンカーを3B2個に戻し、フルキャストすると差がつまりにくいので足元に沈めファーストリーブをすると、「グン」のアタリでしっかり食ってくれた。これでしばらくは入れ食い状態となる。
食いが浅くなり、バレが出たらパンパンとアクションを入れスッーと引くとしっかり掛かり、また入れ食いモードに突入した。
また掛かりが浅くなったら、今度は一定層でフワフワとアクションさせると、送り込んだ時にしっかりとヒットする。藤本氏も入れ食いを楽しむも、2時間で堪能し他に移動する。
3時に釜口漁港に行くと、漁船がいっせいに出漁。港内はガラガラの丸空きで、どこにでもキャストできた。そこで最後にエギでタコを狙うことにする。
私は3.5号のエギのカンナをハゲ掛けバリにかえ、オモリを巻いた改造エギ、藤本氏はエギングタックルで2.5号エギにナマリを巻いた物を使った。
釣り方は2人とも違う。私はフルキャストし、底の軟らかいところはズル引きし、硬いところでチョンチョンスッーとアクション、しばらくステイし引き始めに重みを感じたらギューンとアワせている。
■タコも面白い
藤本氏は何回か引いて底の硬い場所を探り、そこでなるべくエギを動かさずにラインをパンパンとたたいている。そして重みを感じたらアワせるパターンだ。
4時30分までに2人とも5匹ずつキャッチし終了とした。今年は冬の低水温でかなり数は減ったようだが、梅雨も明けた今から10月くらいまで狙える。