「バスフィッシングで地域を元気に!」
〜加東市杯 in 東条湖 開催レポート〜

当日はイベント限定カラーのルアーも販売された
◆バスフィッシングで地域とつながる
2025年6月15日(日)、兵庫県加東市・東条湖にて「Bass Fishing Tournament 加東市杯 in 東条湖」を開催しました。
本大会は、兵庫県加東市(自治体)・イマカツ(釣具メーカー)・イチバンエイトグループ(釣具小売店)が共催し、歴史ある東条湖での釣りを通じて地域活性化を図るとともに、バスフィッシングの楽しさを再認識することを目的として実施しました。イマカツはこれまでにも加東市とコラボレーションしたルアー開発など地域連携の取り組みを行ってきました。当日はイマカツサポートプロである、三原プロ、薮田プロ、藤川プロ、青木プロの4名にご参加いただき、さらに商品展示の特設ブースを設けてご参加いただいた皆様に楽しんでいただきました。
当日は一般のアングラーからプロまで、総勢48名が参加。4つのチームに分かれ、リミット1匹・チーム総長寸で競い合う対抗戦形式で大会が行われました。

39艇のボートが一斉に出撃!東条湖を舞台に熱き戦いが幕を開ける
◆東条湖で熱戦!プロも驚く好釣果
朝7時から開会式を行い、その後、参加者を4つチームに分けました。各チームにはプロスタッフがリーダーとして加わり、作戦を練る為にチームミーティングを実施しました。
朝方は小雨が降るものの、天候はすぐに回復し、夏らしい陽気の中で加東市観光課の竹内様によるスタートフィッシングの合図により、大会がスタートしました。レンタルボートと持ち込みボートを合わせて全39艇のボートが桟橋よりフライトし、満水状態となった東条湖全域を活用したスケール感のある大会が展開しました。
大会は曇天の中だが、最高のコンディションで釣りに挑めた
◆各チーム奮闘!50cm超の大物続々ヒット!
各チームリーダーのアドバイスのもと、思い思いにポイントやルアーを選びバスを狙います。開始から1時間もすると、本部への釣果報告が続々と入り、後半には50cm超のビックバスも複数キャッチされるなど、白熱した戦いが繰り広げられました。なかでも、親子ペアでご参加のお子様が50cmに迫るバスを釣り上げられていたシーンは印象的でした。各チームが本日の釣りパターンを掴んだタイミングで、惜しくもストップフィッシングの13時となり、それぞれが帰着することとなりました。
イマカツ代表 今江克隆氏
加東市 岩根市長
◆自然と釣果に恵まれた東条湖の魅力
帰着後は14時から閉会式を行い、チームリーダーを務めたプロスタッフから今日の振り返りコメントを頂戴し、各チームがそれぞれの釣果や釣り方を共有しました。
イマカツ代表の今江克隆氏より、「東条湖は関西でのバス発祥の地と言われており、幼少期には広大に感じていたこの湖も、長年の経験を経た今では小さく見えるようになった。しかし何十年も前から変わらぬ自然と釣果がここにはあり、これからも変わらずあり続けられる為に自治体と共に出来る事を続けていきたい」と、長年愛されてきた釣り場への思いと、その保全への意識について語っていただきました。
また、加東市の岩根市長は、「この度は多くの方が加東市へお越しいただきありがとうございます。私自身釣りの経験は少ないですが、これからも釣りを通じた地域活性化に力を入れたいと考えております。みなさまの釣りがもっと快適になるよう、市としても取り組みを検討していきます。これからもっと釣りの腕を上げつつ、そして加東市を楽しんでいただけたらと思います。」と東条湖での釣りというレジャーを観光資源にしたいという意欲を示されました。
表彰式は笑顔と歓声に包まれて、豪華賞品と恒例イベントで大盛況
◆表彰式とじゃんけん大会で大盛り上がり
今江代表と岩根市長の閉会挨拶を頂いた後に、待望の表彰式が始まりました。三原プロ率いるAチームがトータル長寸279cmで圧巻の記録で優勝を飾りました。同プロは、東条湖がホームグラウンドであることもあり、大会終盤に51cmのビックバスを釣り、さすがの釣果を上げていました。優勝チームにはイマカツルアーの詰め合わせに加え、加東市より播州うどんが贈呈されました。また個人賞として当日の最大サイズ53cmを釣り上げた参加者の方には、岩根市長から「やしろ鴨川の郷6人用コテージ」の宿泊券が特別賞として贈られ、更に、上位3名の方には播州織で作られたアロハシャツが贈呈されました。
表彰式後には恒例のじゃんけん大会も開催され、今江代表によるロッドプレゼントを巡るじゃんけん大会は大いに盛り上がりました。全参加者には、東条湖ランドの入園券と播州うどんが配られ、子どもから大人まで笑顔があふれた時間となりました。
◆また来たい!!と参加の声

ニーズに合わせた様々なレンタルボートが用意されています
今回の参加者からは、「市がバス釣りに理解があって嬉しい」、「プロと釣りが出来て楽しかった」、「次回も開催希望!」など満足度の高い声が多数寄せられ、イチバンエイトグループとしても次回開催に向けて熱が上がりました。
◆東条湖のバスフィッシングを安心安全に楽しく釣る!
東条湖は、豊かな自然と安定した魚影を誇る、関西屈指のバスフィールドです。今回お世話になった「BIG BITE」様ではボートを昇降機により安全に上げ下ろしでき、桟橋やレンタルボートの整備行き届いております。またトイレの完備や広い駐車スペース、そして親切なスタッフのサポートもあり、安心して釣りを楽しむ事ができました。

来年の開催は2026年フィッシングショーにて発表!
◆ 今後の展開と継続開催の予定
次回大会も同時期の開催が予定されており、詳細は2026年のフィッシングショーにて発表・募集開始予定です。今後も、加東市・イマカツ・イチバンエイトグループが連携し、釣りを通じた地域振興と交流促進の場として大会を継続してまいります。東条湖の自然と釣りの楽しさを、より多くの方に体感していただけるよう、さらに魅力ある大会づくりに努めてまいりますので、次回の開催にもぜひご期待ください。
※紹介参照
加東市HP
https://www.city.kato.lg.jp/index.html
BIGBITE HP
営業時間・料金など下記ホームページよりご確認ください
イマカツHP
東条湖 BIG BITE